みなさんこんばんは。
もう夏休みになっている学生の方もいそうですが、新幹線回数券が利用できなくなるお盆時期も近付いていますね。
何度か新幹線格安チケット・新幹線回数券についての記事を書いていますが、一度金券ショップで販売している新幹線回数券について情報をまとめてみようと思い、この記事を作成しました。
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
金券ショップで売っている
新幹線格安チケット
新幹線回数券を上手く使うコツ
新幹線格安チケット・新幹線回数券とは
金券ショップで販売している新幹線格安チケットはほぼ全てが新幹線回数券のバラ売りとなっています。JRでは新幹線・在来線共に回数券というまとめて購入すると1回あたりの金額がお得になる回数券というものを販売しています。
有効期限も比較的長めに設定されていて、購入してから3ヶ月間利用することができるようになっています。後述しますが、新幹線回数券の利用できない期間は除いて計算します。
新幹線は6枚1綴り、在来線は11枚1綴りとなっているのですが、金券ショップではこの新幹線回数券や在来線回数券を1枚ずつバラ売りをする商売となっています。
個人で利用する場合はどうしても片道なら6回、往復なら3回利用しなければいけないので、なかなか新幹線回数券を利用するという考えにはなりにくいと思います。ただ、間に金券ショップを通すことで、新幹線回数券を1枚から利用できるようになるのです。
割引率は大体1割程度となっていますが、切符の分割割引などを利用することで、2割程度安くなることもあります。
金券ショップによっては新幹線回数券ではなく、当日利用限定など条件のある新幹線格安チケットを販売していることもあります。
新幹線回数券をばら売りしている金券ショップ
新幹線回数券のバラ売りはJRでは行っていません。そのため、新幹線格安チケットを購入する場合には金券ショップを利用する必要があります。
金券ショップは主要な駅の近くにお店を構えることが多いのですが、東京などの首都圏では駅からある程度離れている場所に出店しても客数が見込めるため、駅前だけではなく少し離れた場所に出店していることもあります。
特に、イオンやドン・キホーテなどの大型ショッピングモールのテナントとして金券ショップが入ることも最近では増えています。
最寄りの金券ショップを探したい方は「金券ショップ ○○(駅名など)」で検索してもらうとすぐにお店の情報を見ることができます。
新幹線回数券には利用できない期間がある
新幹線回数券は価格が安く利用できる切符ですが、安くなっているため所定の条件が設定されています。
その条件はGW・お盆・年末年始の期間は利用できないというものです。
具体的に利用できない期間は下記の通りです。
- GW期間:4月27日~5月6日まで
- お盆期間:8月11日~8月20日まで
- 年末年始期間:12月27日~1月6日まで
以前の記事「GW・お盆・年末年始は新幹線回数券が利用できない!?」でも新幹線回数券の利用できない期間について掲載しています。詳しくはこちらをご覧ください。
新幹線回数券で安くなるのは主に自由席
新幹線回数券が安くなる理由として最も大きなものは、それが自由席券であるからです。
席の数に一定の上限がある指定席とは違って、自由席は立ち乗りでもよければ席数以上に乗車人数を増やすことが可能です。そのため、新幹線回数券が安くなるのは主に自由席券となっています。
そして、新幹線自由席回数券はみどりの窓口などで指定席に変更することはできません。これができてしまうと、多くの乗客がとりあえず自由席の回数券を購入しておいて、あとで指定席に変更するという方法を取るようになってしまうためです。
指定席は数が限られていますから、一定数以上は席を取ることができません。新幹線自由席回数券は自由席限定での利用であるからこそ割引率を高めに設定しているので、それが指定席に変更できてしまってはJR側のメリットが無くなってしまうのです。
新幹線自由席回数券を販売している区間でも乗客が多い区間では新幹線指定席回数券を販売していることもあります。
区間によっては自動的に指定席回数券となるものも
金券ショップで販売している新幹線回数券は主に自由席券なのですが、区間によっては指定席回数券が基本となる場合もあります。
簡単な見分け方としては、乗車駅も降車駅ものぞみが停まる駅である場合、一定の距離以上になる場合などは新幹線回数券が自動的に指定席回数券になることがあります。
浜松発着の新幹線回数券の場合、「浜松⇔岡山」「浜松⇔広島」の2つの区間のみ、一定の距離以上となっていて自動的に新幹線指定席回数券となります。この2つの区間は自由席料金より若干安い値段で指定席に乗ることができる回数券となっていますが、逆に自由席でいいからもっと安くしたいというご希望には応えることができません。
他に浜松駅近くの金券ショップで販売している新幹線指定席回数券は、「浜松⇔東京」と「名古屋⇔新大阪」があります。「浜松⇔京都」や「浜松⇔新大阪」「浜松⇔新横浜」の区間に関しては、新幹線指定席回数券が販売されていないため、特急券込みでの販売は金券ショップではできないようになっています。
ただ、長距離在来線も金券ショップでは回数券を取り扱っているため、乗車券だけ金券ショップで安く購入し、指定席特急券のみをJRで購入すれば、指定席券を安く利用することができます。
この方法に関しては以前の記事「新幹線の指定席を格安で利用する方法」で詳しく説明しています。興味のある方はご覧ください。
新幹線自由席回数券は大人のみの販売
消費税が8%になる前(2014年3月)までは新幹線回数券には小学生用(小人)も販売されていました。ただし、消費税が8%になって(2014年4月)からは新幹線回数券の販売は全て大人用のみとなってしまいました。
この件に関しては、はっきりとした理由が分かっていないのですが、JRが小学生を対象とした新幹線利用キャンペーンを実施する回数が増えるためという話も出ていました。
なので、新幹線格安チケットを購入できるのは、今ではどの金券ショップでも大人用のみとなっています。子供(小人)用は販売ができなくなってしまっているのです。
ただ、JRの規定により、子供用の新幹線チケットも安くすることができる裏技もあります。
大人1枚で小人(小学生)2人が利用できる
新幹線に限らず、切符の料金は大人(中学生以上)と子供(小学生)という料金設定となっています。この料金で子供料金は大人料金の半額となっているため、新幹線回数券だけでなく、在来線回数券にもJRの規定で次のように定められています。
- 新幹線自由席回数券大人1名分で子供(小学生)2名の利用も可能である
このことはお客様でも知っている方はごくわずかで、よく店頭でも説明させてもらうことの多い内容なのですが、席の数に制限がない自由席では、大人1名の料金を半額にすると子供1名分の料金となります。そのため、大人1名と子供2名の料金は実質同じという考えになります。
こういった事情があるので、JRでも新幹線自由席回数券1枚で子供2名分として利用できるとしているのです。
子供の人数が2人以上であれば、偶数になる子供の人数分だけ新幹線自由席回数券を購入しておいた方が割安になるので、お子さんと一緒に出かけることの多い方は覚えておいた方がいい情報です。
金券ショップの利用以外で新幹線の料金を安くする方法
ここまで金券ショップを利用して新幹線格安チケットを利用する方法について説明してきましたが、金券ショップを利用しない新幹線格安チケットを利用する方法も実はあります。
有名なものをいくつかピックアップして説明していきます。
ぷらっとこだま
まずはJR東海ツアーズで販売している「ぷらっとこだま」です。
JR東海ツアーズはJR東海道新幹線の停まる駅にあるJRとJTBが合同で作った旅行会社で、JRを利用した旅行商品を多く販売しています。その1つにぷらっとこだまがあります。
ぷらっとこだまは名前の通りこだま限定となるのですが、指定席が金券ショップで販売している新幹線格安チケットよりさらに安く購入できる値段設定になっています。当然人気も高いため、1週間前ほどになるとほぼ全てのぷらっとこだまが売り切れてしまいます。かなり前もって購入しないと買えない新幹線格安チケットです。
ぷらっとこだまの特徴は、指定席券が非常に安い値段で購入できることです。ただし、通常JRで購入した新幹線チケットの場合には可能である、「時間の変更」や「乗り過ごし後の列車の自由席利用」「返金対応」などは一切できないようになっています。
たまに来店するお客様に「ぷらっとこだまに乗り遅れちゃって」と言って新幹線格安チケットを購入していく方がいらっしゃいますが、こうなってしまっては通常価格より高くついてしまうため、利用時間には十分注意してください。
ぷらっとこだまについて詳しくはJR東海ツアーズリンクを参照ください。
EXカードの利用
次に説明するのは「EXカード」でおなじみのJR東海エクスプレスカードです。
これはJR東海が東海道新幹線の利用者向けに始めたサービスで、主にビジネスマン向けのサービスなのですが、年会費を払ってEXカードに登録すれば、新幹線指定席が自由席と同じぐらいの値段で利用できるようになっています。
気になる年会費ですが、そこまで高くはなく一律1,080円となっています。大体年間で4回以上新幹線を利用するのであれば元が取れるぐらいの計算になるのですが、個人での会員数はそこまで増えていないようです。
大手企業などはビジネス会員になっていることが多く、一定の役職以上になるとEXカードが支給されることもあるようです。
このEXカード利用でさらに新幹線のチケットを安くする方法もあります。EXカードで安くなるのは新幹線指定席特急券のみなので、乗車券は金券ショップなどで格安チケットを購入すれば、さらに安く新幹線指定席を利用することができます。
これについても以前の記事「新幹線の指定席を格安で利用する方法」に記載しているので、興味のある方はご覧ください。
EXカードについて詳しくはJR東海エクスプレスカードリンクを参照ください。
ジパング倶楽部
最後にジパング倶楽部ですが、これはご年配の方を対象としたJRのサービスとなっています。
男性は満65歳以上、女性は満60歳以上から入会できるサービスなのですが、片道・往復問わず連続で201km以上になる区間であればどの区間でも利用することができます。1年間で20回まで利用できる会員制のサービスです。
気になる割引率は初回が20%で数回更新(4回程度)をすると30%割引となるようです。
年会費はそこそこ高めに設定されていて、個人会員で3,770円、夫婦会員で6,290円となっています。
また、ジパング倶楽部は新幹線回数券と同様GW・お盆・年末年始の期間には利用ができないようになっています。
ジパング倶楽部ついて詳しくはJR東海ジパング倶楽部リンクを参照ください。
今回紹介した金券を購入したい方は
金券ショップ|フリーチケットへ
↑↑↑↑のボタンをクリック・タップで
商品販売ページに移動できます
それでは今回はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました。